ブラック企業と戦う社畜の為のサービスを作りました
経緯
他の人の話を聞くことで客観視できる
何をする場所か
ブラック企業は「ここで通用しないとどこも通用しないよ」を使う
ブラック企業クラスは継承されるので社会からデリートすべきというお話
先週、以前勤めていたブラック企業の同僚とたまたま話をする機会があり、殺意が沸いたの同時にこれはあかんなぁと思ったお話です。
結論から言うとこんなとこです。
・ブラック企業に心酔している奴はブラック企業クラスを継承して、新しいサブクラスを作っちゃうよ!
・この負の連鎖を終わらせないと不幸になるばかりか日本の為にもならないよ!
ブラック企業はブラック社員を生む
以前、私はブラック企業に勤めていました。
月400時間は働き、残業代は当然出ませんでした。
その割に社員誰かしらの誕生日祝いや社長からの2時から飲みなどに付き合わされ、毎日ヘトヘト。
そして毎日8時出社と謎のトイレを手で清掃するという儀式。
汚いものを磨くことで心が磨かれるとのことでした。
また、そもそもエンジニア採用だったはずなのに最初からずっと営業をやらされたという、とても挙げてもキリがないほどのブラックっぷりでした。
当然、全社員の10%以上は辞めていきましたが、それでも「ベンチャーのチャレンジ精神」や「グローバル展開している企業」※但し実態はない を餌に多くの社員を入社させていました。
みんな不満ばかりかと思いきや、いるんですよね宗教的に心酔しているブラック社員が。
こうして悲劇は繰り返される
最初の話に戻りますが、先週たまたま駅でこのブラック社員(半年ほど前に起業したので正確には元ブラック社員)に会いました。
聞けば前の会社(ブラック企業)への感謝(笑)の気持ちから、良い文化を継承していったことで今はハッピーとのことです。
ちなみにこれらの儀式を毎日徹底していることでした。
・朝8時に出社してトイレを手で磨く
・朝礼で感謝の詩を詠み上げる
・とりあえずエンジニアでもなんでも会社に入れて営業に回す
はい、見事に継承されていますね。
労働時間を無視し、グローバルだのチャレンジだので釣って社員を入れているのも同じでした。
朝礼プロパティだけ違いますね。
ちなみに社長や社員への感謝を死にするそうで、そのセンスで仕事の出来がわかるんだとか。
すぐにでも潰れてしまえと思っていますが、こういった会社でも一定数は染まりきりダークサイドに堕ちる社員もいます。
そして彼らは新しいブラック企業サブクラスを作り、今度は朝礼で歌でも歌わせるのでしょう。
こんな会社とは知らず入ってしまった社員(自分も含め)が可愛そうで仕方ありません。
事前に調べとかないから自己責任などと言う人もいますが、そもそもこんなブラック企業が根絶すれば悲劇は起きないのです。
日本の為にもならないよ!
こういったブラック企業批判をすると、「バリバリ働いたモーレツ社員が日本を引っ張ってきた」「バリバリ働かないと経済に貢献できない」などと言う人がいます。
確かに、特にベンチャーなどは仕組み化できていない為、ハードワークが強いられる時期があると思います。そしてアメリカなど先進国でも、ハードワーカーが経済を支えている側面もあると思います。
但し、そうではない企業もたくさんいる中で、なぜハードワークありきのビジネスモデルを選ぶのでしょう。
また自殺や過労を引き起こしますし、現代の働き方として目指すものではありません。
何よりも、トイレを手で清掃している時間は何も生産してない!
ということで、「ブラック企業は放っておけ」という姿勢では、第2第3のブラック企業を生むだけです。
社会の為にも、ブラック企業にいる人はとっとと辞めてブラック企業を根絶させていきましょう。